ゲーム業界のコラボレーション
今日は、ゲームのライバル会社の協力についての発表をさせていただきます。子供のときライバルがいましたか。もしいたら、その人とよくけんかをして、テストやスポーツやだれが早く何かを食べられるかなど色々なことでお互いを超えようとしたのでしょう。そうする内に、お互いのことを深く知ることが出来て、その人のことを一番理解している人となった可能性は高いです。もし、その人と協力して何かを作ろうとしたら、意外といい物が出来たのかもしれません。実は最近ゲーム業界で同じようなことが起こっています。今ファンを増やすために色々なメーカが協力して、お互いのシリーズのキャラクターを合わせたスポーツか格闘ゲームや、他のシリーズのキャラクターの衣装を装備できるダウンロードコンテンツなど様々なコラボレーションをしています。今日は、8月11日の朝日新聞にあった「ゲームソフト、夢のコラボ続々 懐事情厳しく各社提携」の記事について紹介し、コラボレーションゲームが本当にいいものなのかを考えてみたいと思います。
若い人材が昔に比べて減っていることや社会が今低迷期にあることなどの理由で大型のヒット作が生まれにくくなっているゲーム業界で決して交わらなかったライバル会社の看板ソフト同士のコラボレーションが広がっています。そうすることによって、各社はそれぞれの固定ファンを巻き込んで、お互いのゲームのファン層の獲得を狙っているそうです。
問題なのは今時のゲーム画面がどんどんよくなっていくせいで、開発費用が昔に比べてとても高くなって、10億円に達する場合もあるらしいです。それにもかかわらず、新作がヒットにつながっていません。開発費用が高くなっていくのに、新作が前作の販売数に達さない場合が多いです。だからこの低迷期を乗り越えるために、他社のリソースを利用することで開発費や広告費を抑えられるので、各社から驚きのコラボレーションは今後も増えるようです。
やはり開発費用を抑えることは大切だと思うし、そのことだけについて言えば、コラボレーションはいいことだと思います。私個人としては、ゲームのコラボレーションをあまりよく思っていません。なぜなら、コラボレーションゲームが元となっていたゲームにぜんぜん似てない場合が多くて、駄作になる確率も多いからです。たとえばマリオとソニックはもともとアクションゲームですが、コラボレーションではふつうのスポーツゲームになってしまいました。ちがったのはただマリオとソニックのキャラクタだけでした。しかし、私個人の意見をいうなら、名作を作り出せないのがコラボレーションの原因なら、名作を作り出さないかぎり、この状況は永遠に続くと思います。
すべてのコラボレーションゲームが駄作というわけではありません。むしろ、可能性は無限と言っていいでしょう。問題なのは、各社の組み合わせと努力です。何をしても、相性が悪いゲームは必ず出てきます。それでも、無理やりコラボレーションゲームにしようとすることが問題なのでしょう。私個人としては、各社はもっと組み合わせについて考えるべきだと思います。「ストリートファイター クロス 鉄拳」のようなジャンルをまもるコラボレーションゲームがいいと思うが、どうしても相性の悪いゲームを合体したければ、もっとオリジナルなジャンルを考えなければなりません。ただスポーツゲームにすることをやめてもらいたいです。各社がもっと努力をしなければ、ゲーム市場はすぐにコラボレーションにさめてしまうでしょう。
以上のように、ゲームの会社はまだまだコラボレーションゲームの骨をつかんでいません。皆さんはこの問題をどうやって解決しようと考えますか。元となっていたゲームと同じジャンルにするか、あるいは違うジャンルにしようとするでしょうか。違うジャンルなら、どうやって面白い作品を作り出すのでしょうか。ゲームが分からない人は映画のことについて考えれば、ゴジラのようなアクション映画をどのようなコラボレーションゲームにしようとしますか。例えばジャンルをキープして、ゴジラで町を破壊するアクションゲームにしますか。それとも、ゴジラで野球をするスポーツゲームにしますか。私はコラボレーションゲームがあまり好きじゃないから、皆さんの意見も聞いてみたいと思います。それでは2-3分このことについて考えてください。その後で意見を聞かせてもらいたいと思います。